325/1000 ひばり公園(沖縄県那覇市)

2013/04/25

沖縄県 身近な公園 那覇市

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No.323のひよどり公園No.324の千鳥公園、そしてひばり公園は、同じ区画整理事業の区域内で1983年(昭和58年)の同じ日に開園した兄弟公園です。中でも、ひばり公園が一番小さく、遊具主体で広場が少ない公園となっています。

北側の入口から園内を見るとこんな感じ。
区画整理でできた、短冊状のわかりやすい形の公園です。

遊具はブランコ、滑り台、ジャングルジム、鉄棒など揃っており、砂場も広めです。

砂場周りが遊びの中心になりそうです。

最近は珍しくなってきた土管遊具。
奥に見えるプレイウォールはコンクリート部分だけ見てしまうとカエルのようですが、パイプ製の足とハサミから蟹だとわかります。
この公園から300~400mほど歩けばラムサール条約にも登録されている汽水湿地の漫湖ですので、そこに棲む蟹のイメージなのかも知れません。

隣の保育所との間には、元は大きな樹があったようですが切り株だけになっていました。
おそらくは樹が傷んだり、台風で傾いたりして伐採されたのだと思うのですが、切り株が大きいだけに寂しいようにも見えます。後継の植樹や花壇が欲しいように思いました。

ところで、「ヒヨドリチドリ類は沖縄でも見かけるけれど、ヒバリって生息していたっけ?」と思って調べてみると、伊江村教育委員会が1997年(平成9年)発行した『伊江島の野鳥』に次のように書かれていました。

沖縄の「ヒバリ」は「ヒバリ」ではない
セッカは伊江島ではどこでも見られる身近な鳥のひとつです。特に農耕地や牧草地に多く、5・6月ころチガヤの葉をたばねて袋状の巣をつくり、4個から5個ほどの卵を産みます。
ふつう「ヒバリ」と呼ばれていますが、本物の「ヒバリ」は前に述べたように冬鳥として、まれに北国から渡来してきます。
方言名は「ギッチャ」

そうすると、石垣島出身の唄者・大島保克の家は屋号が「ひばり」だと聞きますが、本当は「セッカ」だということになるのか?
いや、本島周辺と石垣島では、また話が違うのか?
それに石垣島にはタイワンヒバリという別種が渡ってくるともいうし...
気になることが増えるばかりです。

(2012年12月訪問)

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