491/1000 大牟田川公園、港町公園、浜町公園(福岡県大牟田市)

2013/10/15

身近な公園 大牟田市 福岡県

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大牟田市の中心街を流れる大牟田川沿いの左岸に大牟田川公園、港町公園が並んで、橋を渡って右岸に浜町公園が設置されています。
どれも公園としては目立った特徴はなく、大牟田川公園は川沿いの遊歩道、港町公園と浜町公園は遊具広場だけの小公園です。
大牟田川公園(福岡県大牟田市)
大牟田川公園
港町公園(福岡県大牟田市)
港町公園
浜町公園(福岡県大牟田市)
浜町公園

これらの公園がある場所は、現在の河口からは2km以上内陸に入ったあたりなのですが、浜町や港町という町名が示すように、ここから先は埋立地なのだと思います。
現在はあまり浜や港の光景を思い起こさせるものもないのですが、大牟田川公園と港町公園との間に架かる橋から川を見下ろすと5mくらい下の川底に置かれた漁船が見えました。
干満の差が大きいことで有名な有明海らしい風景だと言えます。

ところで、浜町公園のすぐ北側に高架鉄道跡の土盛りがあり、そこに巨大なパイプラインが通っています。
この高架はNo.486の宮浦石炭記念公園でチラッと出てきた、三池炭鉱専用鉄道の跡地です。かつてはこの鉄道が大牟田市街地をグルリと取り囲むように走っており、港と工場、鉱山、住宅地、飲み屋街などを結んでいました。
現在は鉄道は廃止されていますが、工場用のパイプラインの敷地となっているため、私有地で立入禁止の区間が多いようです。

山(鉱山)と海(港と工場)に挟まれ、そして鉄道跡のパイプラインに囲まれた町、それが大牟田。
なんというか、少なくとも国内ではほかに例を見ない都市構造だと思いました。
時間があれば、もっとじっくりと歩いてみたい町です。

(2013年5月訪問)

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