1445/1000 浮気団地公園(滋賀県守山市)

2017/04/15

学校公園 滋賀県 守山市 身近な公園

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「浮気+団地」という字面だけで、なんだか良からぬインパクトがある浮気団地公園。
でも浮気と書いて「ふけ」と読む地名なので安心して下さい。

ここは公園と保育園を一体的に再整備した公園で、2015年(平成27年)に完成したばかりです。ただ、最近の法律改正で認められるようになった「都市公園の敷地の中に許可を受けた保育園がある」タイプではなく、守山市が独自に管理する公園と市立の保育園が並んで建っている状態のようです。
また保育園の建物の中には、未就園の子供と保護者向けの「子育て教室」用の部屋もあるので、ハイハイ、ヨチヨチから小学校に上がる直前までの子供が多く集まる場所になっています。

子育て教室の部屋は公園に向かって出入口が開いており、公園全体を外遊びの場として使えるように、また逆に公園からも中の遊びの様子がよく見えるようになっています。

少し角度を変えて見ると、このとおり。建物と公園との一体化が強く意識されていることがよくわかります。

保育園の園庭部分と公園との間にはフェンスが設置されており、子供たちの行き来をコントロールできるようになっていますが、見た目には一体感があります。
ただ、フェンスそのものは駐車場や空き地を囲うような無骨タイプのもので、もう少し気の利いた種類・色目のものが選べなかったかなぁという気がします。

また、保育園と公園との境界部分には木製のデッキが巡らされているのですが、その屋根部分は建物の2階とつながった廻廊になっているようです。私が訪れたタイミングには誰もいませんでしたが、たぶん子供たちが走り回ったり、高いところから下を見て遊んだりできるようになっているのだと思います。

さて、公園部分を見ると、こちらはかなりスッキリした構造で、中央に大きく広場を取り、外周部に遊具を配置しています。

遊具は2連のブランコと、滑り部が2本ある滑り台。どちらもそれほど新しいものではないので、再整備の際に場所を移して再利用しているようです。
道路と公園との間にはフェンスがないため、道路沿いに遊具を並べることで、意識の上で境界部を作り出すような配置となっています。とは言え、さすがにちょっと危ないので、背の低いものでもフェンスを付けるほうが良いと思います。

遊具ではないのですが、小さなプールも園内にあります。園舎からは少し離れているのですが、これは保育園の施設のように思います。
おそらく再整備にあたって園舎の位置が大きく変わり、しかしプールを移設するのは費用もかかってもったいないため元位置に残されてしまったのではないでしょうか。

プールに近いところには子供たちが育てている花壇や畑なんかもあって、いろいろな人が公園に関わっている様子がうかがわれます。

そしてフェンス一つ隔てて隣接する浮気団地にも滑り台と砂場だけの遊び場があるのですが、公園がここまで新しくなると、こちらの遊び場の出番はもうないのではと心配になります。

これから守山の子供たちにどんどん使い倒してもらいたい浮気団地公園でした。

(2017年2月訪問)

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