1645/1000 古利根公園橋(埼玉県春日部市)

2017/11/25

埼玉県 春日部市

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東武・春日部駅を東口から出ると、旧・日光街道の粕壁宿の町なみが残っています。
その街道は古利根川(大落古利根川)と並行しており、利根川の旧流路であるこの川を通じて粕壁宿は江戸と結ばれ、交易の拠点としても栄えたそうです。

下写真は、雨に煙る古利根川。

そんな古利根川に架かる橋が「古利根公園橋」です。
これは「古利根公園に架かっている橋」ではなく、橋そのものが公園のようになっている「古利根川に架かっている『公園橋』」なのです。

わかりにくいのでgoogleの空撮で説明しますと、左側(西側)を通っている車道が本来の橋として不可欠な部分、そこから右(東側)に張り出すように付け加わっているのが「公園橋」の中心となる部分です。

それを下(南側)から見るとこんな感じで、それほど大きなものではありません。

橋上は、確かに歩道というよりは園路として仕立てられています。

公園橋の中央部はちょっとだけ広場のようになっており、弾き語りのコンサートくらいはできるサイズのステージやガゼボ(あずまや)があります。


本来の橋の方にも歩道がありますので、こちら側には人が溜まっても大丈夫。小規模なイベントくらいは開催できるようになっています。

ただ、少し目を移すと20メートルほど離れた本来の橋の歩道にもステージが設置されていて、実際のところどういった使い方を目指しているのかはわかりません。

さらに橋詰の部分も小広場状になっており、川と橋を眺められるようになっています。

高架駅の駅前デッキがこうした広場・園地風に仕立てられているのはよく見ますが、川に架かる橋では珍しい古利根公園橋でした。

(2016年10月訪問)

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