あらかじめ歩道と一体的な構造となるように意図されており、下写真で言えば外側の2本、すなわち自転車マークがある部分と丸い点線が続いている部分が歩道で、その内側が公園の敷地だと思われます。
少し角度を変えて、交差点に架かる歩道橋から見下ろしたところ。
設計者の意図したとおりかどうかはわかりませんが、パーゴラの下に積もった土砂の様子から、公園を斜めに横切って通る人が多いことがよくわかります。
この公園は、西宮市が市政60周年を記念して市内各所に整備した「花の公園」の一つで、藤棚(パーゴラ)の回廊をメインに据えた公園となっています。
四方を道路に囲まれた敷地のほぼ全体を幅5メートルくらいのパーゴラでグルっと囲み、中央部にはほとんど施設を置かず広場のみ、というかなり大胆な施設内容です。
ですので、どの場所で撮影しても、あまり代わり映えのしない写真になってしまいます。
いちおう上と下2枚の写真は、全部違う場所を写しているのですが。
また、四つの角それぞれに出入口が開いているため、園内を斜めに横切って通る人が多いようで、現地でも、また航空写真でも斜めに踏み分け道ができている様子が見て取れます。
このように、人が行き交う「広場」の要素が強い公園ですが、なぜか巨大な砂場があります。
ほかに遊具は鉄棒だけなので、幼児を引きつけるような公園では無いのと思うのですが、一度に50人くらいが遊べそうなサイズです。
そして、この砂場の縁が30人くらいが並んで座れそうなベンチになっています。
訪れたのが晩秋のため、なにかと大胆な作りの意図がよくわからなかったので、ぜひ藤の花が咲き誇る季節に再訪したい角間公園でした。
(2017年10月訪問)
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